ペイントホームズ
大阪北店

アクリル塗料の特徴とメリット・デメリット

アクリル塗料は、アクリル系合成樹脂を主成分とする塗料です。アクリル樹脂はプラスチックやボールペン、照明器具などで幅広く活用されています。また、手頃な価格とDIY向けの扱いやすさが魅力です。かつては住宅塗装において一般的でしたが、最近ではシリコンやフッ素塗料など高性能な塗料が登場し、価格も手頃になったことから、アクリル樹脂塗料の需要は減少しています。

アクリル塗料のメリット

1)費用が安い:

 経済的な選択で、短期間で外観をリフレッシュする場合に適しています。

2)カラーバリエーションが豊富:

 幅広い色から選べ、色にこだわりたい方にとって魅力的です。

3)ツヤがあり、はっきりとした色合い:

 乾燥後に表面にツヤが生まれ、色を鮮やかに際立たせます。

4)扱いやすい:

 1液型が多く、混合・希釈・撹拌が不要で乾燥不良も起こりにくいため、DIY初心者でも扱いやすい特性があります。

アクリル塗料のデメリット

1)紫外線に弱い:

 光沢が減少し、色あせや変色が数年で起きる可能性があります。

2)ひび割れが起きやすい:

 可塑剤の劣化により、数年後にひび割れが生じることがあります。

3)剥がれやすい:

 塗膜の剥がれが美観を損ない、外壁素材がむきだしになる可能性があります。

まとめ

アクリル塗料は低価格かつ使い勝手がよいが、紫外線や劣化に弱く耐用年数が4~7年と短いのが特徴。外壁、屋根の塗装工事では、新築やこまめに塗替えをしたい人にはおススメですが、長期的な美観の保護を求める方にはおススメできません。塗装工事を検討される際には、塗料の特徴やメリット、デメリットを理解した上で塗料選びをしましょう。