住宅にはどれも付帯部分が付いています。その中の雨樋という部分について今回はお話ししていきたいと思います。
<雨樋とは？>
雨樋は、建物の屋根から雨水を集めて流すための管や溝のことです。屋根の端や屋根と壁の接合部分に取り付けられ、雨水を１か所に排出する役割を果たします。外壁に雨が流れるのを防ぐため、住宅には不可欠な部分です。
<雨樋が破損すると>
①雨漏りの原因となる…雨樋が破損した場合、大量の雨水が屋根から流れ、外壁に直接当たってしまう恐れがあります。外壁のひび割れや目地部分に雨水が侵入することがあり、雨漏りが起きやすくなってしまいます。
②腐食の恐れ…外壁材が雨水を吸収してしまうとカビの繁殖が起こります。カビは根を外壁材に伸ばし腐食を起こすリスクを高めてしまいます。
③住宅の耐久性が無くなる…住宅は常に紫外線を浴びたり、雨に晒されたりと劣化が止まることはありません。腐食を起こした外壁材をそのままにしておくと、建物自体の耐久性が無くなり、地震で崩壊する可能性も出てきやすくなります。
上記の様な内容が起こらないために雨樋は住宅に取り付けられます。雨樋の破損が起きた際は早めの修理がお勧です。今回は雨樋の役割や破損して起こるトラブルをご紹介しました。
