本日は外壁塗装の基本工程、下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りの工程をご紹介します。
手塗り、ローラー使用バージョンです。
●下塗り
下地処理をした後の工程下塗りは外壁材に直接塗ります。
下塗り材には、上塗り材(中塗り・上塗り)の密着性を高めてくれる役割があります。
また、外壁材が上塗り材を吸い込んでしまうのを防ぐ役割があります。
下塗りは基本的には1回です。稀に下塗りを2回することもありますが、2回塗ったからと言って耐候性が増すわけではありません。あくまでも上塗り材の機能を引き出すための2回塗りと言っていいでしょう。
上塗りの色がいきるように、下塗り材には白やクリーム色を使うことが多いです。
●中塗り
●上塗り
上塗り材(中塗り・上塗り)の役割は外壁材に防水性を持たせること、外壁材の保護です。上塗りの工程が中塗り、上塗りと2工程あるのは、外壁をしっかりと保護するための強度を上げるために、塗料の膜に厚みが必要だからです。仕上がりの色ムラのリスクを少なくするため、中塗りと上塗りは同色で塗ることがほとんどです。
もちろん、施工後には施主様の目でしっかり色ムラがないかなど確認をしましょう。
もし、塗装工程がきちんと行われたか心配な方は、中塗りと上塗りの塗装色を違う色にしてもらうのも確認方法の一つです。
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