屋根が傷みやすいのはなぜ?

毎日紫外線や雨に晒されている住宅は徐々に劣化が進んでいるため定期的な塗装工事が必要になってきます。住宅全体的に劣化は起こりますが外壁よりも屋根の方が激しい劣化を起こしてしまうことを皆さんご存じですか?今回は屋根が傷みやすい理由について以下にまとめてみました。

 

⒈気象条件の影響

・紫外線➡ 太陽からの紫外線は屋根材を直接照らし、時間と共に素材を劣化させます。特にアスファルトシングルや木製の屋根材は紫外線によるダメージを受けやすいです。

・温度変化➡ 昼夜や季節ごとの温度変化により、屋根材が膨張・収縮を繰り返します。これがひび割れや素材の弱体化を引き起こします。

・風雨➡ 強風や雨によって屋根材が損傷することがあります。さらに、雨水が屋根に浸透すると内部の腐食やカビの原因となります。

⒉物理的損傷

・落ち葉や枝➡ 木の枝や落ち葉が屋根に積もると、水分を保持し、湿気が増すことで屋根材が劣化しやすくなります。また、落下した枝が屋根材を傷つけることもあります。

・雪や氷➡ 寒冷地では、積雪や凍結により屋根材が損傷を受けることがあります。重い雪や氷の重みで屋根が歪んだり、氷の塊が屋根材を押しつぶしたりすることがあります。

 

今回は屋根が傷みやすい理由についてお話ししました。次回は屋根の適切な塗り替え頻度についてご紹介していきたいと思います。