【三島郡】外壁塗装で使われる水性塗料は水に弱く劣化が早いのか?

本日は、水性塗料についてお話しします。

「水性塗料」にはどのようなイメージがありますか?

→塗膜が弱そう

→雨に弱そう

→劣化するのが早そう

→人への悪い影響が少ない

などが一般的なイメージではないでしょうか。

ここでは「水性塗料」について詳しくお伝えしますので、是非、塗料選びの際にお役立てください。

そもそも塗料とは、

主に「樹脂」「顔料」「添加物」の3つの成分から作られ、これらを溶かすための液体である「希釈剤」が加わり、4つの成分から構成されています。この希釈剤として「水」が使用されている塗料が「水性塗料」、シンナーなどの有機溶剤が使用されている塗料が「油性塗料」となります。

水性塗料の特徴

水性塗料は、水分が蒸発、乾燥するときに塗膜が形成されます。水で希釈された塗料の為、油性塗料程のシンナー臭さはなく、強い臭いもありません。

また、水性塗料は樹脂が水に溶けているのではなく、水と樹脂が混ざり合っているもので、水性塗料を塗布後、一度形成された塗膜は水に溶けることはありません。

水性塗料の耐久性

水性塗料と油性塗料では、油性塗料の方が長持ちする。というイメージが強いかもしれません。

実際に、油性塗料の方が水性塗料に比べると長持ちすると言われています。

しかし、現在、各塗料メーカーの開発努力により、水性塗料と油性塗料の差がなくなってきています。

今日では塗装工事において一般的に使用されているのは水性塗料と言ってもいいかもしれません。

まとめ

以前は塗装工事といえば油性塗料が主流でしたが、塗料開発の進歩により耐久性に優れた水性塗料が次々と発売されています。水性だから弱い、劣るではなく、性能の向上により油性塗料とあまり変わらない十分な性能を持つ塗料が増えています。人にも環境にも優しいため、これからも需要は高まりそうですね。

 

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