前回はモルタルが割れる原因についてご紹介しました。ひび割れ補修方法には様々ありますが、今回は V字カットの補修方法について解説します。
モルタル壁のひび割れ補修手順
モルタル壁にひび割れが発生すると、外観の美観だけでなく、壁の強度や防水性にも影響を与える可能性があります。以下では、モルタル壁のひび割れ補修の手順をご紹介します。
1. ひび割れの評価
まず、ひび割れの状態を評価します。ひび割れの大きさや深さ、位置を確認し、補修の必要性を判断します。
2. ひび割れの清掃
ひび割れ部分をブラシやブロワーでしっかりと清掃します。壁面からゴミや埃、古いモルターを除去し、補修材の密着性を高めます。
3. V字カット
ひび割れをV字型に拡大します。これにより、補修材がしっかりとひび割れに浸透し、密着性を確保することができます。
4. 下地処理
拡大したひび割れ部分にプライマーを塗布し、下地処理を行います。プライマーは補修材と既存のモルタルの密着性を高め、耐久性を向上させます。
5. 補修材の充填
ひび割れに補修材を充填します。補修材は均等に塗布し、ひび割れ部分をしっかりと埋めます。必要に応じて、複数回にわたって補修材を充填することがあります。
6. 平滑化
補修材が乾燥する前に、平滑化ツールやスポンジで表面を整えます。均一な仕上がりを目指し、余分な補修材を取り除きます。
7. 仕上げ
補修部分が完全に乾燥したら、必要に応じて塗装を行います。塗装により、補修部分を壁全体に溶け込ませ、外観の一体感を保ちます。
以上がモルタル壁のひび割れ補修の基本的な手順です。
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