茨木市・カビとコケの違いは?対策法もご紹介

前回はカビについてご紹介していました。今回はカビとコケの違いについてお話しします。

湿気の多い場所では、外壁にカビやコケが生えやすくなりますが、これらは異なる生物です。カビは微細な菌類であり、コケは植物の一種です。それぞれの特性や外壁への影響、そして対策について以下で詳しく解説します。

カビとコケの違い

カビは真菌の一種で、通常は黒や緑、白などの色で表れます。湿度が高い環境や通気が悪い場所で繁殖し、表面に糸状の菌糸を広げます。一方、コケは植物の一種で、緑色の苔のような外観をしており、湿った環境や日陰が好みです。

外壁への影響

カビやコケが外壁に繁殖すると、美観を損ねるだけでなく、外壁の劣化や損傷を引き起こす可能性があります。特に、カビの菌糸が外壁の表面に浸透し、表面を侵食することがあります。また、コケは根を外壁に張り付け、表面を傷つけるだけでなく、通気を阻害して外壁の劣化を促進します。

カビ・コケ対策

外壁に生えたカビやコケを放置すると、さらなる損傷や劣化を招く可能性があるため、定期的な清掃や対策が必要です。以下に、カビ・コケ対策の方法を紹介します。

①定期的な清掃:外壁のカビやコケを定期的に洗浄し、除去することが重要です。ブラシやスポンジを使って、洗剤や専用のカビ・コケ除去剤で表面を清潔に保ちます。

②通気改善:外壁周辺の通気を確保することで、湿気の発生を抑えることができます。樹木や障害物をなくし、風通しを良くします。

③外壁の修復:カビやコケによって損傷した外壁は、早めに修復することが必要です。剥がれた塗料や傷んだ部分を修繕し、外壁の耐久性を保ちます。

湿気の多い場所に生息するカビとコケは外壁に悪影響を及ぼすため、適切な対策を行うことで外壁の美観や耐久性を保つことができます。今回はカビ・コケの違い、外壁に及ぼす影響についてご紹介しました。

 

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