みなさん、こんばんは!
ペイントホームズ大阪北店、アドバイザーの小林です(*^-^*)
今日は早朝から強い雨が降っていましたが、皆さまは大丈夫でしたでしょうか?
夜はかなり肌寒いので風邪にはご注意を…
今回は木材保護塗料についてご紹介いたします♪
普通のお宅ではあまり馴染みが無いかと思いますが、木製扉やウッドデッキなど意外と身近なところで使われていたりします(^-^)
今回はその中でも一番ポピュラーな「キシラデコール」を例に挙げてご説明していきます。
◆木部塗装◆
まずは以前当店で施工した現場の写真をご覧いただきましょう。
玄関周りの壁面に木材が使われており、経年劣化による色褪せが発生しています(玄関扉は木目調のシート貼りです)
木材は直射日光や湿気に晒されることで劣化していき、時間が経つと反りや割れ、ささくれ等が発生します。
保護するためには塗装する必要があるのですが、外壁に塗るような塗料をそのまま使用すると木材の伸縮に追従できず塗膜の割れや膨れの原因になります。
そのようなトラブルにならないよう木部を塗装する際にはオイルステイン塗料を使用します(^_-)-☆
オイルステインは木部用の油性着色剤を指し、染み込むことで防腐・防虫効果を発揮して木材を保護してくれます。
下地に染み込むため膨れや剥がれ等を起こさないのも特徴です。
それでは次にキシラデコールの塗装方法についてご紹介させていただきます(*^▽^*)
下地処理としてはウエスによる付着物のふき取りとサンドペーパーによる研磨処理です。
苔や泥などの汚れが著しい場合は洗浄をすることもありますが、下地まで削ってしまう危険性があるため極力はやりません。
今回は施工範囲が狭く、下地の状態もそれほど悪くなかったので軽くペーパー掛けをして準備完了です(‘◇’)ゞ
キシラデコールは基本的に2回、下地の吸い込みが大きい場合は3~4回塗り重ねます。
浸透性塗料のため木材内部の密度によって塗りムラが発生しやすいためです。
写真のように塗っている最中は全体的に濡れ色になるため目立ちませんが、乾燥すると塗りムラが分かりやすくなります。
今回は3回塗りで仕上げて、写真の状態になりました(*^^)v
色味も玄関扉と非常にマッチしていて、見違えるほど綺麗に生まれ変わりました♪
あとは定期的に塗装すれば長期間綺麗な状態を維持できます。
一般的に塗り替えの目安は3~5年で、外壁に使用するような造膜塗料と比べると短スパンになります。
木壁は独特の風合いで素晴らしいですが、使用する際は長期的なライフサイクルコストと相談して決めるのが良いと思います。
今回は木部塗装について解説してみましたが、如何だったでしょうか?
これからもお客様のお役に立つ情報を定期的に紹介していきます(*^-^*)
それではまた次回お会いいたしましょう。
ペイントホームズ大阪北店
アドバイザー:小林