本日は前回に続き、枚方市招提元町現場の屋根塗装についてご紹介いたします♪
塗装前の屋根は黒色で傷み具合が分かりにくいですが、十年以上経過した屋根を水洗いすると汚れと一緒に色が流れて白っぽくなる場合が殆どです。
この状態は屋根材の防水機能が切れかけており、雨水が染み込みやすくなっているサインです😥
そのまま放置しておくと劣化により割れたり、最悪の場合は雨漏りにつながる危険があります。
何事も早めの対処が大切ですね😊
【屋根塗装】
(1) 屋根板金錆止め
まずは下地処理として屋根板金の錆止め処理を行います。
板金は鉄部のため雨水や結露によって錆が発生します。
そのまま塗装すると下地の錆から塗った塗料を浮かしてしまうため、先に錆止め処理をする必要があります😎
サンドペーパーで表面をゴシゴシ擦ってからエポキシ系錆止め塗料で保護します。
(2) 下塗り塗装
つぎに溶剤系浸透性シーラーで下塗りを行います。
屋根材は劣化すると表面が砂っぽくなり塗料の密着性が悪くなります😥
そのため下地を固めてくれるシーラーを塗ることで塗料が剥がれるのを抑えるという訳です。
今回は上塗りの色がライトグレーのため、下地の色を隠すために白色のシーラーを使用しています。
(3) 中塗り塗装
下塗りの乾燥に一晩空けてから中塗りを進めます。
今回のカラーベストは隙間が広いタイプのため、先に一つずつ刷毛で隙間を塗りつぶしていきます。
その後にローラーを使って均等に塗料を塗っていきます😄👍
(4) 上塗り塗装
塗装後は中塗りのときに見えていた下地の透けが消えて綺麗に仕上がりました♪
濃い色の上に薄い色を塗る際は下地の色が透けないよう注意が必要です。
せっかく塗装しても色ムラが出ると塗装が台無しになってしまいます😢
これからもお客様にご満足いただけるよう一工程ずつ丁寧に進めていきます。
今回はアドバイザーの小林がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。