本日は交野市現場の下地補修工事についてご紹介いたします♪
モルタル壁は経年劣化や地震や強風などの振動、寒暖差による膨張・収縮によって割れが発生します。
これを放置すると内部の鉄筋が錆びて爆裂を起こしたり、割れた部分が剥がれて欠損するなど大きな傷みにつながります😰
下地補修の有無によって外壁の耐久性だけでなく、仕上がりの綺麗さにも影響が出ます。
【モルタル壁下地補修】
(1) クラック箇所Uカット補修
割れが深い場合、そのまま補修をしても溝の中まで樹脂が埋まらず、時間経過とともに再発する可能性があります。
そのようなときに行うのが写真のようなUカット補修です😄
まず電動工具で溝を拡張して内部にコーキング材を注入します。
コーキング材は防水性とクッションの役目を果たします。
その後、カチオン樹脂モルタルで溝を埋めて平らに均します👍
こうすることで割れの内部からしっかりと補修できる訳です。
(2) 欠損箇所モルタル埋め
つぎは欠損箇所のモルタル補修です。
こちらは表面的な欠損だったので、接着剤となるプライマーを塗布してからカチオン樹脂モルタルで埋めなおします😎
モルタルの厚みを付けないといけない場合は、軽量樹脂モルタルを薄く塗り重ねて埋め戻します。
一度に厚みを付けると剥離やひび割れたりするためです😥
(3) 軽度クラック補修
最後は比較的軽度なひび割れの補修についてです。
ヘアークラックなどは半液体のカチオンフィラーを割れ目に擦り込みます。
半液体のため小さな溝を埋めるだけでなく、コーキング補修では目立つ補修形が出にくいというメリットがあります♪
このように下地補修ひとつを見ても状況によって作業内容は大きく異なります。
トラブルなく綺麗に仕上げるためにも欠かせない大切な工程です🫡
建物の傷みが気になるお客様は業者がどのような補修をするのか細かく確認されることをオススメいたします。
今回はアドバイザーの小林がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。