みなさん、こんにちは!
ペイントホームズ大阪北店の小林です(^O^)/
昨日とはうって変わって今日は冬が逆戻りしたような寒さですね(^-^;
予報を見ると今週末くらいまでは冬模様が続くそうなので、風邪を引かないよう注意が必要ですね。
今回は施工現場の附帯部塗装における下地処理についてご紹介しようと思います。
附帯設備は外壁や屋根とは材質が異なるため、下地処理や使用する塗料が変わります。
◆附帯部 下地処理/塗装◆
まず破風板は軒下の先端(屋根の端末部)の箇所で、直射日光が良く当たるため写真のような継ぎ目のシーリングが駄目になっていることが多いです。
そのため塗装前に継ぎ目のシーリングを新しいものに打ち替えます(^_-)-☆
その後は溶剤系塗料で上塗りするのが一般的ですが、今回は経年劣化による吸いムラが出そうだったので、ひと手間加えて先にエポキシ系プライマーを塗装しました。
これを塗ることで下地の吸い込みを抑え、上塗り塗料の剥がれ防止にもなります(^-^)
絶対に必要という訳ではないですが、こういうひと手間が仕上がりを左右することもあります。
職人としてのこだわりですね(*^▽^*)
次に雨樋ですが、下地が塩化ビニールのため表面がツルツルして塗料の密着が悪いです。
そのため塗装前にサンドペーパーやマジックロンなどで目荒らしをします。
敢えて表面に小さな傷を付けることで塗料の密着を良くする方法で、プラモデルの塗装などでも使われますね。
下地処理が終われば上塗りを掛けていきます。
上塗りも均等に艶が出るよう二回塗りします(写真は一回目)
附帯ひとつ取っても実はこれだけの作業が必要になります(>_<)
このような作業は見積書だけでは判断がつきにくいため、工期を抑えるために疎かにされがちです。
しかしこのような作業の積み重ねがこの先10年~15年の建物の耐久性に関わってきます。
あまり目につかない工程だからこそ大切にしていきたいですね(*^-^*)
それでは今回はこの辺で…
ペイントホームズ大阪北店
アドバイザー:小林